“製品の産みの親”金型の製作
金型は、成形機の型締め450tまで対応しています。
お客様への新たな対応ができるよう、精密加工機や三次元測定機を導入し、 ナノ加工技術などの独自の微細加工技術の確立に挑戦しています。
ご依頼頂きました製品のデータを検証、お打合せ後設計・図面製作に入ります。設計者は量産成形時に高い精度を保ちつつ、安定生産できるように作動機構や温度管理方法など工夫して金型を設計します。
設計者が CAD で作成した図面から加工機械を動かす CAMデータを作成します。弊社では、常に作業効率及び制度の向上を図り、複雑な加工にも対応できるよう体制を整えています。
加工機を用いて鋼材から金型部品をつくります。最小Rが0.05のエンドミルを装着可能な3軸・4軸のNC加工機、ワイヤー線がΦ0.05 まで対応可能なワイヤー加工機や0.2μの動作制御可能な平面研削盤などのNC加工機を用いて製作します。
軸制御 微細加工機 iQ300
竪型マシニングセンター V33i
ワイヤー加工機 UP6 H.E.A.T.
ワイヤー加工機 MP2400
NC放電加工機 EDAF3 H.E.A.T
超精密平面研削盤 NP640-F
精密平面研削盤 MSG-250HMD-ECO
機械加工をした部品を組みつけて合わせ面を調整し、金型を仕上げていきます。精度の高い工作機を使用して製作をした上で、さらに熟練の職人が手の感覚で確認・仕上作業を行います。
三次元測定機を用いて測定を行い、設計通りに仕上がっているか慎重に確認します。医療の小さな部品や自動車の構造部品などの製品の寸法の誤差許容範囲はとても狭く精度が求められます。
仕上の後に実際に試射(TRY)を行い、お客様の要望や多くのチェック項目をクリアして、初めて金型として完成します。